年収を証明する書類である「年収証明書」。
結婚相談所の入会で必要な書類ですが、「年収証明書」という名前の証明書はなく、「源泉徴収票」や「確定申告書」を提出するのが一般的です。

結婚相談所によっては「給与明細」「課税決定通知書」なども認められています。
そんな年収証明書ですが、
- 源泉徴収票はいつどこで手に入る?
- 年収はどの欄を見ればいいの?
など、気になる部分が多いかと思います。
結論からいうと、源泉徴収票は会社から入手することができます。また、個人事業主の人は確定申告書を出せばOKです。
ということで、結婚相談所で成婚退会した私が、
- 源泉徴収票の入手方法と見かた
- 確定申告書の入手方法と見かた
について説明していきます。
年収証明書とは?
年収証明書はその名のとおり、「年収を証明する書類」です。
一般的には、
- 会社員の人は源泉徴収票
- 個人事業主の人は確定申告書
を提出することになります。
年収証明書は、婚活イベントや婚活アプリでは不要もしくは任意で提出なのですが、結婚相談所では基本的に提出が必要です。
やはり結婚の条件の1つに年収が挙げられることも多いですし、この情報が間違っていると後々トラブルになる可能性があります。
結婚相談所で提出が必要となっている理由はこのためです。
書類を準備するのは面倒ですが、提出しておく方がお互いに安心ですよね。
以降は具体的な年収証明書について、入手方法や年収欄の見かたを紹介していきます。
源泉徴収票の入手方法と年収の見かた
源泉徴収票は会社から配られます。
1月1日〜12月31日の期間に、会社からあなたに支払われた給与や賞与の合計が記載されています。
12月の給与や賞与が確定し、年末調整が終わったあとに発行されるため、12月もしくは1月に入手できることが多いです。
年収は源泉徴収票の「支払金額」の欄に記載されています。
写真で赤枠で囲った部分です。
源泉徴収票がない場合はどうしたらいい?
方法としては2つあります。
- 会社に再発行してもらう
- 別の年収証明書を提出する
会社に問い合わせて再発行してもらうのがいちばんラクです。
再発行が厳しそうであれば、ほかに年収が証明できるものを探すしかありません。
結婚相談所によっては給与明細などでも認められる場合がありますので、まずは相談してみることをおすすめします。
確定申告書の入手方法と年収の見かた
確定申告書は確定申告のときに作成する書類です。
個人事業主の方は源泉徴収票がありませんので、こちらを提出することになります。
年収は確定申告書Aの場合は、1の「給与・公的年金等」と2の「雑・配当」の合計になります。


また確定申告書Bは、下記の1〜4を合計した額が年収になります。
結婚相談所によって考え方が変わってくるので確認が必要ですが、一時所得は安定した収入ではないため年収として認められないことが多いです。
会社員が確定申告書を出すのはあり?
確定申告書は年収証明書として認められているため、出すのは問題ないです。
ですが、源泉徴収票を提出しておく方が無難です。
確定申告書だと税務署の受理印や税理士印がないとダメですし、電子申告の場合はそれを示すための受付番号なども必要になります。
また、たとえば節税目的で投資用の不動産を持っている方だと、源泉徴収票の支払金額よりも年収が低くなります。
そのため会社員が確定申告書をあえて出す必要はないと思います。
源泉徴収票は1枚の紙なので、それを出す方がラクですし。
まとめ
この記事では「婚活で必要な年収証明書の入手方法と年収の見かた」について説明しました。
記事のポイントは次のとおりです。
- 年収証明書は年収が証明できる書類のこと
- 会社員の人は源泉徴収票を提出
- 個人事業主の人は確定申告書を提出
- ほかに年収証明書と認められる書類は要相談
年収は結婚において重要な指標の1つですので、提出しておくことが重要です。
お互いに安心して婚活できるよう、任意だとしても提出しておくことをおすすめします。
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