婚姻届を出せば晴れて正式な夫婦となります。
ですが、
- 婚姻届以外に準備しておくものはないか?
- 婚姻届を提出するまでの流れはどうか?
など、気になる部分が多いかと思います。
私も最初は、
予定していた入籍日に間に合わなかったらどうしよう?
と不安でした。
結論から言うと、必要書類と流れは下記のとおりです。
- 戸籍謄本を取得する(婚姻届と一緒に提出)
- 住民票を取得する(婚姻届を書くときの参考に)
- 婚姻届の証人2名を決めてお願いする
- 婚姻届を書く
- 事前に役所で婚姻届を確認してもらう
- 婚姻届・戸籍謄本を提出する
戸籍謄本は、本籍地と違う役所に婚姻届を提出するときに必要です。
ということで、実際に婚姻届を提出した私が
- 【パターン別】婚姻届の提出に必要な書類と手続き
- 婚姻届を提出するまでの流れ
- 婚姻届を提出するまでの注意点
について説明していきます。
事前に準備しておけば難しくありませんので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【パターン別】婚姻届の提出に必要なもの
婚姻届を提出する場合にはいろいろなパターンがあります。
まずは、次のそれぞれのパターンで必要なものをざっくり説明します。
- 本籍地と同じ役所に婚姻届を提出する場合
- 本籍地と違う役所に婚姻届を提出する場合
- 婚姻届と一緒に住民票も変更する場合
本籍地と同じ役所に婚姻届を提出する場合
- 婚姻届
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 印鑑
夫婦どちらも本籍地のある役所が同じで、婚姻届を出す役所も本籍地と同じの場合です。
幼馴染や小中学校の時の同級生と結婚する場合などですね。
本籍地と違う役所に婚姻届を提出する場合
- 婚姻届
- 戸籍謄本
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 印鑑
本籍地と違う役所に婚姻届を提出する場合は、戸籍謄本も必要です。
婚姻届は戸籍謄本を元に書くので、必要かどうかに関わらず取得しておくのがおすすめです。
婚姻届と一緒に住民票も変更する場合
- 婚姻届
- 戸籍謄本
- 転入届(旧住所で転出届を出しておく)
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 印鑑
婚姻届を提出するタイミングで引っ越しをしたりして、住民票も一緒に変更したい場合です。
この場合は転入届が必要になります。
転入届は役所の窓口にありますので、その場で書いて出してもOKです。
ただし、事前に引っ越し前の旧住所の役所で転出届を提出しておく必要があります。
転出届の提出と転入届の提出を同じ日にしてしまうとバタバタしてしまいます。できれば別の日に手続きしておくことをおすすめします。
婚姻届を提出するまでの流れ
続いて、婚姻届を提出するまでの流れです。
大まかに次のとおりです。
- 戸籍謄本を取得する(婚姻届と一緒に提出)
- 住民票を取得する(婚姻届を書くときの参考に)
- 婚姻届の証人2名を決めてお願いする
- 婚姻届を書く
- 事前に役所で婚姻届を確認してもらう
- 婚姻届・戸籍謄本を提出する
具体的に説明していきます。
本籍地以外の役所に婚姻届を提出するときは、戸籍謄本の提出が必要です。
また、婚姻届は戸籍謄本の記載を元に書く欄があります。
そのため、どちらにしても戸籍謄本を取得しておくことをおすすめします。
戸籍謄本は本籍地のある役所で取得できます。自分で取りに行けない場合は、親に代理で取得してもらうことも可能です。
住民票は婚姻届の提出には必要ありませんが、婚姻届を書く際の参考になります。
間違えずに書くためにも、取得しておくことをおすすめします。
住民票は現在住んでいる場所の役所で取得できます。
婚姻届には証人2名の署名が必要となります。
成人であれば誰でも可能ですので、お願いする人を決めてお願いしておきましょう。
遠方の方にお願いする場合は時間もかかるので、余裕を持って準備を始めましょう。
続いて婚姻届を書きます。
婚姻届は役所でもらったり、ネットでダウンロードしたりできます。フォーマットは若干違いますが、基本的なところは同じなので、問題なく受理してもらえます。
婚姻届を書き終わったら、事前に役所に行って内容を確認してもらいましょう。
確認してもらわなくても大丈夫ですが、当日にスムーズに受理してもらうためにもやっておいた方がいいです。
この際、戸籍謄本や印鑑も一緒に持っていくといいですよ。
婚姻届の受け付け時間も確認しておくと良いです。
婚姻届を提出します。
婚姻届は24時間365日受け付けてくれます。ただし、一部の出張所などは受け付けてない場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
また、本籍地と違う役所に婚姻届を提出する場合は、戸籍謄本も必要です。
婚姻届と一緒に住所を変える場合は、役所で転入届を書いて提出します。事前に旧住所のある役所で転出届を出しておきましょう。
婚姻届を提出するまでの注意点
最後に、婚姻届を出そうとしたときに感じた注意点について紹介したいと思います。
- 予備の婚姻届を用意しておく
- 旧字体の場合は正確に書く
- 転出届を出す場合は別日に行う
- 余裕を持って書き始める
- 事前に役所で確認してもらう
- 当日はなるべく予定を入れない
予備の婚姻届を用意しておく
どれだけ注意して書いていても、どこかでミスります。
また、婚姻届は夫婦・証人の4人が書く書類です。
自分がミスらなくても、ほかの人がミスる可能性があります。予備の婚姻届を用意しておきましょう。
役所で「予備で婚姻届をください」と言えばもらえますし、ネットでダウンロードすることもできます。
私の場合は4回ミスりました。
旧字体の場合は正確に書く
婚姻届は戸籍謄本に書かれている名前をそのまま書きます。
旧字体なのに新字体で書いてしまうと間違いですので、正確に書くように気をつけましょう。
「澤と沢」や「齋や斉」とかですね。
転出届を出す場合は別日に行う
婚姻届を出すタイミングで住所を変更したい場合、
- 旧住所のある役所で転出届を提出
- 新住所のある役所で婚姻届と一緒に転入届を提出
する必要があります。
そのため、転出届と転入届を同じ日に提出しようとすると、時間がかかってしまいます。
最悪、婚姻届の提出が間に合わなくなってしまいますので、転出届はあらかじめ別日に出しておきましょう。
余裕を持って書き始める
婚姻届を書くのは緊張しますし、確認することも多いため時間がかかります。
戸籍謄本も本籍地で取得しなければなりません。
また、地方にいる親などに証人をお願いする場合は、郵送する時間もかかります。
入籍日が遅れてしまうとどうしようもありませんので、余裕を持って書き始めましょう。
2週間あれば十分間に合うかと思います。
事前に役所で確認してもらう
入籍日当日に婚姻届を受理してもらえないと最悪です。
そうならないためにも、書き終わった婚姻届を事前に役所で確認してもらうことをおすすめします。
持って行けば、婚姻届の内容を確認してもらえますので、安心して婚姻届を出すことができます。
書き方がわからない部分を空白にして、この時に書くのもアリです。
当日はなるべく予定を入れない
入籍日に婚姻届を出せないと最悪です。
そのため、婚姻届を出す前に予定を入れるのはやめておきましょう。
入れるとしたら婚姻届を出し終わった後がおすすめです。
まとめ
今回は、婚姻届の準備について紹介しました。
流れは次のとおりです。
- 戸籍謄本を取得する(婚姻届と一緒に提出)
- 住民票を取得する(婚姻届を書くときの参考に)
- 婚姻届の証人2名を決めてお願いする
- 婚姻届を書く
- 事前に役所で婚姻届を確認してもらう
- 婚姻届・戸籍謄本を提出する