結婚相談所は大手と個人の結婚相談所に分類されます。
それぞれ次のような特徴があります。
- 大手の結婚相談所:知名度が高く、会員数が多い
- 個人の結婚相談所:サポートが手厚く、好きな仲人を選べる
これらの違いやメリット・デメリットを知っておけば、結婚相談所選びのときに役立ちます。
ということで、この記事では
- 大手と個人の違い
- 大手と個人それぞれのメリット・デメリット
について説明していきます。
これから結婚相談所を決めるときに、ぜひ参考にしてみてくださいね。
大手の結婚相談所と個人の結婚相談所の違い
大手の結婚相談所と個人の結婚相談所の違いは次のとおりです。
大手 | 個人 | |
会員数 | ◎ 多い | ○ 普通 |
サポート | ○ 担当者がつく | ○ 仲人がつく |
サポートの質 | ○ 平均的 | △〜◎ 相談所による |
特典 | ◎ 多い | △ 少ない |
費用 | 結婚相談所によって異なる |
大手の結婚相談所は会員数が多く、特典も充実しています。
一方で、個人の結婚相談所は手厚いサポートが受けられるようになっています。
大手の結婚相談所のメリット
メリットは次のとおりです。
- 会員数が多い
- 安定したサポートが受けられる
- 特典が多い
- 知名度がある
- オンラインにも対応している
以降で詳しく説明していきます。
会員数が多い
大手の結婚相談所は会員数が多いです。
結婚相談所単体で1万人以上が登録している相談所も多数あり、規模としては巨大です。
また、「コネクトシップ」と呼ばれる仕組みがあり、ほかの大手の結婚相談所の会員とマッチングすることができたりもします。
そのため、出会いのチャンスが多いです。
安定したサポートが受けられる
大手の結婚相談所は担当者の教育や研修がしっかりと行われています。
そのため、ハズレの担当者に出会う可能性が低く、安定したサポートを受けることができます。
また、担当者が不在だったとしても、ほかの担当者が代わりに対応することもできます。
困った時に誰かに相談できるというのもメリットです。
特典が多い
大手の結婚相談所は、いろいろな特典があったりします。
例えば、
- イベントへの参加
- セミナーへの参加
- 結婚指輪の割引
- 結婚式のサポート(式場との提携)
- 結婚後のサポート
など、多岐にわたります。
成婚したら終わりではなく、そこからの新生活スタートのサポートが大手の結婚相談所にはあります。
知名度がある
大手の結婚相談所はCMを行っているところが多いです。
また、電車の広告やウェブ広告などでもよく見かけます。
知名度があるので「婚活を始めようかな?」と思っている方が最初に入りやすいです。
つまり、同じような感覚で入ってくる異性がたくさんいるということです。
オンラインにも対応している
大手の結婚相談所はオンラインお見合いにも対応しています。
Zoomで行ったり、独自のシステムを作って行っているところなど様々です。
今は初対面の人と気軽に会える状況ではないため、オンラインお見合いがないと死活問題です。
大手はこのような状況にもしっかりと対応してきているといった印象です。
大手の結婚相談所のデメリット
デメリットは次のとおりです。
- 手厚いサポートを受けられない場合がある
- 成婚の条件がプロポーズではない
以降で詳しく説明していきます。
手厚いサポートを受けられない場合がある
大手の結婚相談所は、担当者が何十人もの会員をサポートしている状況です。
そのため、一人一人にしっかりと時間をとってサポートするのが難しい場合があります。
もしかすると「結婚相談所に入れば手取り足取りサポートしてくれる」と思っている方は少し大変かもしれません。
まぁどちらにしても受け身だと婚活は大変ですが。
もちろん、こちらから相談したらしっかりと相談には乗ってくれます。
声をかけられるのを待つのではなく、自分からどんどん相談していくとうまく活用できると思いますよ。
成婚の条件がプロポーズではない
大手の結婚相談所は「成婚=プロポーズ」でないところがほとんどです。
プロポーズなどで婚約をしていなくても、「結婚に向けたお互いの意思表示」ができたら成婚となります。
プロポーズをしなくても成婚退会できるので、退会後に破局という可能性も出てきますよね。
婚約をしていないので婚約破棄ともなりませんし。
破局すると再度、入会金を払って結婚相談所に入らないといけませんし、ダブルパンチを食らうかもしれません。
ただ、あくまでも「お互いの意思で」成婚退会ということになります。
二人で話し合って「プロポーズして退会しよう」と決めておけば問題ないかなと思います。
個人の結婚相談所のメリット
メリットは次のとおりです。
- 好きな仲人さんを選べる
- 手厚いサポートが受けられる
以降で詳しく説明していきます。
好きな仲人さんを選べる
個人の結婚相談所は、一人もしくは数人で運営しているところがほとんどです。
ほどんどがホームページを持っていたりするので、事前に仲人さんの人柄を知ることができます。
大手はどんな人が担当するか事前に詳しく知ることができません。
そのため、いろいろなところを見てみて、自分に合いそうな人を選べます。
仲人さんは二人三脚で一緒に婚活をしていく方になりますので、相性も大事です。
手厚いサポートが受けられる
個人の結婚相談所は、数人で運営している分、会員との距離が近いです。
そのため、状況を常に把握してもらえますし、手厚いサポートが期待できます。
婚活でうまくいかないときも「こうすればいいよ」「どうすればいいか一緒に考えよう」という感じで、共に歩んでくれます。
婚活は不安になったりイヤになったりすることも多いので、このような存在はとてもありがたいです。
個人の結婚相談所のデメリット
デメリットは次のとおりです。
- 会員数が少ないところがある
- 副業として行っている場合がある
- 大手より審査が厳しい
- 仲人によってサポートにばらつきがある
以降で詳しく説明していきます。
会員数が少ないところがある
個人の結婚相談所は紹介できる会員数が少ない場合があります。
これだと単純に出会いのチャンスが減ってしまいますよね。
ただし、個人の結婚相談所でも連盟に所属している相談所は別です。
このような相談所は同じ連盟内で会員を紹介し合うことができますので、会員数は大手と引けを取りません。
個人の結婚相談所に登録するときは、このことについても確認しておきましょう。
副業として行っている場合がある
個人の結婚相談所のなかには副業として行っているところもあります。
熱意を持っている方も多いと思いますが、副業だと少し心配ですよね。
電話をかけても繋がらなかったり、メールの返信が遅かったりするかもしれません。
これだと一人で婚活しているのと変わりませんので、事前に注意しておきましょう。
大手より審査が厳しい
基本的に、結婚相談所は独身証明書や卒業証明書などを提出すれば入会できます。
一方で個人の結婚相談所は、上記に加えて仲人の審査が入る場合があります。
もちろんボランティアでやっているわけではないので、「成婚できそうな人」「仲人がサポートしたいと思った人」などの審査条件が入るかもしれません。
変な人を入会させて、ほかの相談所に迷惑をかけると責任問題にもなりかねませんので、特に気を使っていると思います。
仲人によってサポートにばらつきがある
個人の結婚相談所は、仲人によってサポートにばらつきがあります。
親身になってしっかりとサポートしてくれるところもありますし、入会だけさせてあとは放置というところもあるかもしれません。
ここは入会前に必ずチェックして、「サポートしてくれて一緒に頑張れそう」というところに入るようにしましょう。
選ぶと危険な結婚相談所は下記の記事にまとめてますので、参考にしてみてください。
まとめ
「【大手と個人】それぞれの結婚相談所の違いとメリット・デメリット」でした。
それぞれの特徴を知っていれば、間違いは少ないと思いますので、参考になれば幸いです。